こんにちは。akira(@akiragraph)です。
ついに!噂が登場した2020年から待ちに待ったソニーのFE 24-70mm F2.8 GMをリニューアルしたレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM II」が発表されました!
私は特に楽しみしていたということもあって、魅力ポイントを自分のためにもまとめてみました!
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL2470GM2/index.html
スペック
SonyのHPにいけば、見れますが、ここでもみれるようにしておきたいと思います。
前モデルのFE 24-70mm F2.8 GMと比較をしてみました。
FE 24-70mm F2.8 GM II | FE 24-70mm F2.8 GM | |
---|---|---|
焦点距離 | 24-70mm | |
絞り | F2.8‐F22 | |
フォーマット | フルサイズ | |
レンズ構成 | 15群20枚 | 13群18枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 広角時:22cm 望遠時:70mm |
38cm |
最大撮影倍率 | 0.32 | 0.24 |
フィルターサイズ | φ82mm | |
サイズ(最大径×長さ) | 87.8mm×119.9mm | 87.6mm×136.mm |
質量 | 約695g | 約886g |
マウント | Sony FE | |
店頭予想価格(税込) | ¥297,000前後 | ¥277,500(実売) |
やはりII型の魅力はなんと言ってもサイズと重さですね。F2.8の標準ズームレンズで696gというのは今までなかったのではと思うほど画期的です。
また、最短撮影距離も広角側で22cm、望遠側で30cmと短くなっています。前モデルのI型は38cmだったのでテーブルフォトや物撮りを撮影する際にそこまで寄れなかったので、ここまで短くなってくれたのは本当に嬉しいですね。
外観
それでは外観をSony公式の画像で見ていきましょう!
I型より全体的にすっきりしたデザインですね。
前モデルだとE-mountと刻印されている部分については結構長く少し不恰好というイメージがありましたが、今回はそんなことなく洗練されている感じがしますね!
鏡筒の素材に何を使われているかはわかりませんが高級感がありますね。
今回面白い機能が搭載されていますね。ズームレンズの重さを軽くするか重くするか自由に選べるスイッチが搭載されています。
G Masterの象徴であるオレンジと銀のロゴがかっこいいですね。
カメラに装着してもコンパクトに見えますね!
かっこいい…(うっとり)
魅力ポイント
この記事のタイトルにもしている通り、魅力ポイントを1つずつ確認していきたいと思います!
それでは早速確認してみましょう。
①世界最小・最軽量のF2.8標準ズームレンズ
やはり今回の最大の魅力と言っても過言ではないと思うのが、サイズと重量です。
ミラーレスになったことでレンズは飛躍的に軽量化・小型化ができるようになりましたが、それでも各メーカーのF2.8標準ズームレンズは必ずといっていいほど800g越えが普通でした。そんな中で今回長さ119.9mmで重さが約695gにまでSonyが頑張って小さく軽くしてくれました。
今までは旅行や散歩などに出かけるときはあまり持っていきたくないレンズの1つでしたが、今回のII型のレンズでは旅行から散歩、ポートレート撮影までオールマイティに活躍してくれるレンズへと進化しました。
これは使い手にとっては非常に嬉しいニュースだと思います。
私自身も発表されたFE 24-70mm F2.8 GM IIを見たときには心が躍るくらい嬉しかったです。
実際に鏡筒を伸ばしたときにI型とII型でどのくらいサイズが異なるのか知りたいですね。現状SonyのHPには鏡筒が伸びた時のサイズについては記載がありませんでした。
②高い逆光耐性
前モデルのFE 24-70mm F2.8 GMの時にも画面内に太陽を入れた構図をつくると場合によってはフレアやゴーストが出てしまい気になることが多々ありました。
しかし、Sony HPの作例写真を見ると逆光耐性は相当良いのではないかと思います。ズームレンズだと逆光耐性を上げることによってコントラストが低下してしまうといった現象がでる可能性はあるのですが、レンズ自体の設計やコーティングがいいのかコントラストが低下しているようには見えない作例写真ですね。
②美しく柔らかなボケ味
SonyのG MasterレンズでSonyが掲げている「高解像度」「きれいなボケ味」についてもしっかりと考えられて設計されているレンズのようです。
開放から2段絞っても高い円形形状を保つように新開発された11枚絞り羽根のユニットにより玉ボケも期待できそうです。
また、輪線ボケを気にして作っているようです。特にポートレートのときには嬉しいですね。
モデルの髪の毛が2重になってしまうのは撮影後に気になりますが、修正できないのでレンズ側でしっかりと対応しているのは非常に魅力的なポイントの1つです。
③近くまで寄れるようになった
FE 24-70mm F2.8 GMのI型では最短撮影距離が38cmと結構寄れなかったのですが、今回ワイド側で21cm、テレ側で30cmとさらに寄れるようになりました!
テーブルフォト撮影やポートレート、物撮りなども被写体によることが結構あるかと思いますのでここまで寄れれば文句は全くありません!
④絞りリング搭載
私個人的に嬉しいなと感じた魅力ポイントは「絞りリング」の搭載です。
カメラによって違うかもしれませんが、カメラ側で絞りを変えようとすると自分が変えたいF値にすぐ辿り着くことができない場合があります。絞りリングが搭載されていればすぐに自分の変更したいF値にすることができるので急な環境変化にもすぐに対応することができます。
私自身が絞りリング付きのレンズが好きということもあるかもしれませんが、搭載されたのは本当に嬉しいことです。
⑤F2.8からF22の間で固定できるアイリスロックスイッチ
F2.8の開放からF22の間で固定できるアイリスロックスイッチも搭載されました。よく撮影中に何かの弾みでF値が変わってしまうというのはよくありました。
今回の搭載では開放のF2.8だけではなく、F22まで全てのF値でロックすることができるというのが魅力的なポイントです。特に動画撮影の際にF値を絶対変えないで撮影したいシーンなどはよく出てくるのですが、そういった時にも対応ができそうです。
まとめ
ついに待望のSony FE 24-70mm F2.8 GM IIが登場しましたね。
発売日は2022年の夏ということですので早ければ6月くらいには発売されそうですね。
予約開始日もまだ発表されていませんが、開始されたら私は速攻で予約をしようと思います。
価格も予想売価でしかないのでなんともいえませんが、 FE 24-70mm F2.8 GMのI型と似た金額になりそうなので安心しました。最近は物価が上がってきているのでレンズまで大幅に値上がりされると困るなと思っていましたが、今回はそう言ったことは特になさそうで安心しました。
- 世界最小・最軽量のF2.8標準ズームレンズ
- 高い逆光耐性
- 美しく柔らかなボケ味
- 近くまで寄れるようになった
- 絞りリング搭載
- F2.8からF22の間で固定できるアイリスロックスイッチ
- やっぱり値段が高い
今回のFE 24-70mm F2.8 GM IIはソニーのレンズの中でも特に人気になりそうですね!
発売されたらI型とII型を比較レビューもしてみたいと思っています!
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